今国会では廃案となった地球温暖化対策法案であるが,カンガンスは「次期国会に早期に再提出したい」と述べている.
地球温暖化がCO2によって引き起こされるなどということは全くなく.太陽の活動によって温暖化・寒冷化が引き起こされそれは過去の地球において何度も繰り返されてきたことである.百歩譲ってCO2によって地球温暖化が進むとしよう.しかし,日本がCO2の排出量を25%削減することの無意味さを伝えたいと思う.
次の円グラフを見て欲しい.
これによると日本のCO2排出量は全体の4.7%である.これの25%削減であるから4.7×0.25=1.175すなわち全体の1.175%を削減しようとしているのである.この割合はアメリカ・中国の合計排出量の2.5%ほどのごく小さな値である.日本が25%削減するよりもアメリカ・中国にそれぞれ現在の排出量の2.5%ずつ減らして貰う方がより現実的である.さらに25%削減とは1990年比での割合であって現在の日本ではCO2削減が進んでおり40%に相当する.簡単に言えば工場を壊し会社をなくし人を減らすなどをして日本を40%なくしてしまわないといけないということである.本当に民主党は現在の日本のCO2排出量を把握しているのだろうか?「ちょっw25%とか1/4ってすごくね!?w世界に向けて言ってみるかwww」程度の感覚で何の考えもなしに公言したのではないではないか?もし本当にこの法案が可決されるようなことがあれば日本にある工場はすべて海外に移転されるであろう.そうすると日本国内の雇用が減り,失業者が大量に発生し景気は益々悪くなるのが目に見えている.それだけでも足りなくて電力の供給制限や公共施設の閉鎖などを行わなくてはならないかもしれない.こうなってしまえばGDP世界2位いう立場からあっという間に引きずり下ろされるるのは当然の理である.言い方は悪いが世界に対して貢献できるのが金だけの日本である.貧乏になった日本など世界のどの国も見向きもしなくなり三流国家に成り下がるであろう.
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