同委員会は,18歳未満の権利についての国際条約「児童の権利条約」が,締約国で履行されているか審査する組織.
6月に採択された日本に対する文書で「歴史教科書が,歴史的事件に関して日本の解釈のみを反映しているため,地域の他国の児童との相互関係を強化していないとの情報を懸念する」と批判.そのうえで,「アジア太平洋地域の歴史的事件に関して,バランスのとれた視点を反映することを確保するよう勧告する」としている.
歴史教科書は中学だけで9種類(平成22年度用)あるが,教科書名は特定せず,具体的にどういう情報を基に何を問題視しているかも明示していない.
ただ,委員会の審査段階では,日韓併合や「従軍慰安婦」という言葉の是非などについて議論を行なった日韓歴史共同研究が取り上げられ,ドイツ人委員が日本側に質問したことがあった.
委員から質問を受けたという文部科学省の担当者は「教科書の記述について具体的な質問はなかったし,韓国のことを単に『コリア』と呼んでおり,北朝鮮との違いも明確ではなかった」と首をひねる.
韓国と歴史認識が異なることを理由に日本の教科書是正を勧告しているとすれば,重大な問題だ.
勧告には,法的拘束力はないが,外務省の担当者は「適切に対処する,としかいえない」と困惑している.
外務省によると,同委員会委員は条約締約国の選挙で選ばれ,学識経験者や「人権の専門家」ら18人で構成されている.政府関係者によると,非政府組織(NGO)や日弁連などの見解の影響を受けることはしばしばあるという.
教科書問題に取り組む「新しい歴史教科書を作る会」(藤岡信勝会長)は「教科書をどのように書くかは,その国の教育の根幹にかかわる.不当な内政干渉で,断固拒否するべきだ」とする要請書を外務省に提出した.
-----2010年7月25日産経新聞より引用
まず「児童の権利委員会」を調べてみた.Wikiの「児童の権利に関する条約」には,「日本では、日本弁護士連合会、子どもの権利条約 市民・NGO報告書をつくる会、子どもの人権連、の3団体がカウンターレポートを提出している」と載っていた.そこでこの3つの団体を調べてみた.
- 日本弁護士連合会:Wikiによれば「また、しばしば様々な声明や意見書を発表するが、かならずしもそれが弁護士の多数派の意見というわけではない。それが個人の思想と違った方針であっても、日弁連への登録が義務付けられているため、脱退することはできない。そのため、多数派である左派系弁護士を苦々しく思う弁護士たちは強制加入に内心反対しているともいわれる」とある.なるほど弁護士という職業は左派が多いのが分かった.
- 子どもの権利条約 市民・NGO報告書をつくる会:この団体のサイトのしおりを見てみると「一方的な愛国心や国家への忠誠を醸成する偏った教科書に対する審査制度の再構築を強く迫っています」などと載っています.愛国心や忠誠って一方的なものだと思うのですが違うのでしょうかね.
- 子どもの人権連:この団体のサイトの組織の概要には「日教組、自治労などの団体会員及び個人会員から構成する子どもの人権連」と載っています.
もうお分かりですよね.すべて左派系の団体で中国・韓国・北朝鮮の特亜と呼ばれる国々を神聖視し特別扱いを日本に強要するような組織です.このような組織の言いなりになって日本の歴史教科書に変更を加えることは許されません.日韓併合はあくまで日韓併合であって植民地支配ではないし,従軍慰安婦は存在せずただの売春婦が自分の儲けのために軍に付き従っただけである.これらを変更するということは日本の子ども達に嘘を植え付け,特亜の国々に贖罪意識を芽生えさせるだけである.「児童の権利委員会」といっているが,これこそ児童の真実を知る権利を剥奪する行為である.そのような内政干渉を許してはいけない.
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