医療関係者や有志の方達とサーバリックス・子宮頸がん予防ワクチンに関するWikiを作成することになりました。 まだ、作成途中ですが
cervarix @ ウィキもご覧下さい。
追記(2010年7月18日):この記事よりも参考になるブログを発見しましたので紹介します.
【子宮頸がんワクチンに関する ネットの噂 ・・・('〇';)】
追記(2010年7月19日):
【選挙に行く前に知りたい、放送されない政治家の思想と実績】ここのコメントでも議論されてますね.
追記(2010年8月8日):産婦人科の先生が子宮頸がんワクチンについて書かれています.
産婦人科クリニック さくら:子宮頸がん予防ワクチンが不妊原因に、と言うデマについて
追記(2010年8月18日):
2010/08/06 子宮頚癌ワクチン反対派の皆さん
追記(2010年8月18日):
Vol. 260,261 子宮頸がん予防ワクチン:その有効性と安全性について
追記(2011年9月17日):「月夜のぴよこ と 空耳うさぎさんたち」の梨恵華さんからコメントに情報を頂きました。ありがとうございます。
子宮頸ガンワクチンのデマを払拭するための資料群です。お使い下さい。
また、当ブログの
子宮頸がんワクチンの真実も合わせて読んでいただけるとより子宮頸がん予防ワクチン・サーバリックスに関して理解していただけると思います。
他にも色々書きたいことがありますが,Twitter・ブログなどでの拡散状況を見ると黙っていられなくなったのでサーバリックス不妊説の件で自分で調べたことを書きます.
断っておきたいのは私は「サーバリックス推進論者」ではありません.飽くまで正しい情報を元として噂だけではなく真相を解明しようとした結果でしかありません.
その前にちょっと愚痴らせてもらいます.インターネット古参の私が昨今のWebの状況を見て感じることは「
今の人達のほとんどが感情だけで動いている」ということです.その昔,パソコン通信といわれるコミュニティーで色々な情報を交わしていましたが,その時はほとんど全て「ソース」を元に議論がされていました.今の2chのニュース速報+などでもそうですが,賛成意見・反対意見などには必ずソースをつけなければ「胡散臭い与太話」として扱われました.それだけ情報が重要視されていたということです.
ところが今はどうでしょう?インターネットという膨大な空間で非常に多くの情報があるというのにも関わらず,自分で調べもせずに「ブログで拡散」「ツイッターでリツイート」など余りにも簡単に情報を拡散してしまいます.しかも拡散させた情報には一切責任を負っていません.
このように無責任に情報を拡散する人は私の中では「従軍慰安婦」「南京虐殺」を広めている人となんら変わりません.本人はいいことをしているつもりでいても結果的に日本や日本人にとって悪い結果をもたらすことになる可能性があります.みなさん噂話の扱いには気をつけて下さい.では本題に入ります.
筑後川の日本人さんのブログに次のような記事が掲載されました.
日本民族の危機が、目の前にありますから!!国民の皆さんは、騙されないように!!
この記事のコメントの「はっくん」は私です.このコメントにもあるように,当初私は「これは大変なことだ.真実を追究して情報を拡散しなければいけない」と思いました.そこで無知な私は筑後川の日本人さんに情報提供をお願いしたのが始まりです.恐らく筑後川の日本人さんの回答を基に話を進めた方がわかりやすいと思うので,順を追って筑後川の日本人さんの回答と私の見解を述べたいと思います.ちなみに最後の方では私はコメントしていないことになっていますが,これは筑後川の日本人さんによってコメントが検閲され私のコメントがコメント欄に表示されなくなったので呆れて放り出した次第です.
追記(2010年7月19日):現在はコメントは検閲されていませんが,先日私がコメントした後に今度は最新のコメントを見れないようにしています.どこまで姑息な手を使う人なんだ.
その前に基礎知識としてアジュバントについての説明を「薬作りの職人のブログ」の
「輸入インフルワクチンで不妊」は嘘・デマです。で見ておいて下さい.以前にもワクチンで不妊になるという噂が飛び交ってましたがその時の彼の見解です.薬に関する専門家であるので私がいうより真実味があると思います.
筑後川の日本人さん曰く
>知り合いの弁護士の立場の博識の有る先生が
>お調べの上での緊急の我が国の民族の危機の
>為に発表をしてある様子ですからね。
サーバリックス子宮頸がんワクチンによる民族浄化/弁護士 南出喜久治 【
追記(2010年8月17日):現在このリンク先は「利用規約に違反しているため、この動画は削除されました。」となる為YouTubeで「サーバリックス子宮頸がん 民族浄化」の検索結果をリンクします】この動画における南出氏のことと思いますが,動画を見て貰えば分かるとおりに彼は薬剤や医療の専門家ではありません.弁護士が専門家の代理として発言することはありますが,その時は必ず「○○に代わって発言する」旨を伝えます.それでなければその弁護士の発言から真実味が失われます.しかしこの動画を見る限りでは南出氏は専門家の代表ではないようです.
筑後川の日本人さん曰く
>此処で調べたら???????
>http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html
このサイトで述べていることを要約して私の考えを述べます.
>一般には広く、「子宮頸がんを100%予防できるワクチン」のようなイメージで
>宣伝されています。
>すべてのワクチン接種には、死亡例を含む副反応があります。
>それは、この子宮頸がんワクチンにおいても、例外ではありません。
ここでは正しいことを言っています.どのような薬剤・ワクチンにも副作用があります.元々それらは毒・病原体であることに起因します.
>特に最近のアジュバンド(免疫賦活剤または免疫増強剤)を添加した各種の
>新型ワクチンがもたらす人体への長期的な影響については、いまだ実験段階にあり、
>不妊症を引き起こす可能性が、ささやかれています。
>子宮頸がんワクチンも例外ではありません。大げさに聞こえるかもしれませんが、
>ワクチンは、もはや人類の存続問題としてみたほうがいいでしょう。
ここで既にアジュバントに関する間違った知識の植え込みが始まっています.「薬作りの職人のブログ」の次の記述を思い出して下さい.
>ここで、気をつけなくてはいけないのは、「不妊ワクチンが不妊を引き起こす
>原因となる物質」は、「動物の精子または卵子を構成する特殊なタンパク質」
>だということです。アジュバントは、「動物の精子または卵子を特殊な構成する
>タンパク質」に対する抗体を産生する「手助けをする物質」に過ぎません。
>
>だから、アジュバントだけを投与しても、不妊は起きません。「動物の精子
>または卵子を構成する特殊なタンパク質」を含まないインフルエンザワクチンに、
>アジュバントが添加されたからと言って、不妊が起こることはありません。
続いて「子宮癌の説明」「子宮癌の原因物質がウイルスであることとその発見者の説明」
さらに「子宮頸がんワクチンの説明」ここで
>この子宮頸がんワクチンが予防できるのは、HPV16型と18型です。
>全ての発がん性HPVの感染を防げるものではありません。
>
>「ワクチンを接種しても子宮頸がんにかかる可能性がある」と製薬会社もはっきりと
>述べています。また、特筆すべき点は、日本人の子宮頸がんの原因はHPV 52・58型
>が比較的多く、HPV16・18型は全体の約60%ということです。そのためHPV
>16・18型予防に製造された輸入ワクチンは、日本人には予防効果がさらに限定的で
>あるということです。(HPV52・58型に対する予防効果は10%程度)
とありますが,私はこれを否定しません.どのような薬剤・ワクチンでも100%治療できるものはないからです.インフルエンザワクチンも型が違えば全く効果がなく,型が同じでも100%効くわけではありません.
続いて「子宮頸がんワクチンの接種対象年齢」次に「海外で疑問視される子宮頸がんの原因とワクチンの必要性」がありますが,これは日本では認可されていない「ガーダシル」という子宮頸がんワクチンに関して述べてあります.
次の「アジュバンドの危険性」では「脳内の運動ニューロンを死滅させる」「アジュバンドによる発癌性を指摘する声もある」「自然感染の11倍以上、6年間以上抗体を維持するという驚異的なもので、そのため劇的な効果が期待されています。その反面、長期的な副作用においては、未知数」と述べられています.確かにこれはこれで大変なことではありますが,本論の不妊作用については述べられていません.
さらに続いて「ワクチン自体への疑問」では「ワクチンによって体内の抗体が増えたからといって病気に対する耐性が出来たわけではない.なぜなら病気は目や鼻や口,性器などの粘膜から入ってくるからだ.粘膜の抗体が増えなければ耐性が出来たことにはならない」と述べています.この論理が正しいかどうかは専門家でないので分かりませんが,私には屁理屈のように聞こえます.
続いて「子宮頸がんワクチンでの死亡例」が取り上げられています.ここではほとんどが「ガーダシル」という日本では認可されていない子宮頸がんワクチンの死亡例です.ですが例外があります.それは
>2009年には、イギリスでグラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」
>の接種直後に14歳の少女が死亡しています。
>http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2647877/4692574
これだけを見ると「サーバリックス」によって死亡したように受け取れます.しかし,リンク先の原文をきちんと読んで下さい.そこには
>その後、検査の結果、少女は「重大な基礎疾患」を抱えており、ワクチン接種が
>少女の死を引き起こしたと可能性は「非常に低い」との見方が示された。
>保健当局はこの学校で使われたワクチンを保存する措置をとっている。
とあります.なにやら「サーバリックス」を悪者にしたい人がいるようです.また「サーバリックス」で死亡する人がいたとしても私には当たり前のように感じます.どの種類のワクチンでも死亡例はありますし,体内に自分のものとは異なる病原体を取り込むのだからそれは予防と引き替えに負うリスクだと思っています.しかし非常に小さいリスクでなければ薬剤としては認められないし,日本の厚労省も認可しなかったでしょう.
次に「新型インフルエンザ・パニックの次は子宮頸がんパニック?」となっており,そこには
>この無責任に引き起こされたパニックの責任の所在が、製薬会社にあるのか、
>マスコミや政府にあるのか、明確にすることなく、次は子宮頸がんワクチンを打てと、
>同じ製薬会社から再びワクチンを輸入して、接種を呼びかけているのです。
と書かれていますが,悪い冗談を見ているようです.パニックを引き起こしているのは自分たちだという自覚に欠けています.
続いて「医療詐欺の可能性」「今後のワクチン・ビジネスの動向」「ワクチン強制接種への動き」となっていますが,どこにも不妊に関しては書かれていません.
最後の「まとめ」でも不妊に関しては書かれていません.そして
>ワクチンに対する認識があまりにも安易な社会になりつつあります。
>「ワクチン」という言葉でごまかされてはいけません。製薬会社の添付文書にも
>あるように「劇薬」です。
と書かれていますが,「そうですか」としか言えません.薬というのは元々毒なのですから.「毒にも薬にもならぬ」という言葉を知らないのでしょうかね?
次回は
筑後川の日本人さん曰く
>役にたつかどうか知りませんが?
>
>http://preventdisease.com/news/09
>/102609_Alert_Canadians_Arepanrix_vaccine_analysis.shtml#polysorbate80
>
>
>研究をお勧めします。
から書いていきます.
薬害:サーバリックス不妊説その2へ
ログを見てみるとその1を見てもその2を見ない人もいるようですので合体させました.追記(2011年1月17日)
追記(2010年7月18日):この記事よりも参考になるブログを発見しましたので紹介します.
【子宮頸がんワクチンに関する ネットの噂 ・・・('〇';)】
追記(2010年7月19日):
【選挙に行く前に知りたい、放送されない政治家の思想と実績】ここのコメントでも議論されてますね.
追記(2010年8月8日):産婦人科の先生が子宮頸がんワクチンについて書かれています.
産婦人科クリニック さくら:子宮頸がん予防ワクチンが不妊原因に、と言うデマについて
追記(2010年8月18日):
2010/08/06 子宮頚癌ワクチン反対派の皆さん
追記(2010年8月18日):
Vol. 260,261 子宮頸がん予防ワクチン:その有効性と安全性について
薬害:サーバリックス不妊説その1からの続きの前に,なんだかもの凄くタイミングがいいですが,今朝以前に厚労省に問い合わせた返事が来ました.それを個人情報が漏れない程度に掲載します.私の個人名は「はっくん」に置き換えました.
引用-----
はっくん 様
この度は、サーバリックスの不妊説について、情報提供ありがとうございました。
御指摘の点については、サーバリックスの承認審査において、
動物試験でサーバリックス及び添加剤の繁殖能(子供を作る能力)に対する影響は認められず、
海外の臨床試験でも妊娠に関する異常や不妊が疑われる報告は認められないことが確認されています。
今後とも安全性に関する情報の収集に努めていきたいと存じます。
厚生労働省医薬食品局安全対策課
-------------------------------------------
From: www-admin@mhlw.go.jp on behalf of hack@kta.biglobe.ne.jp[SMTP:HACK@KTA.BIGLOBE.NE.JP]
Sent: Thursday, July 01, 2010 4:54:28 PM
To: WWW 管理者(www-admin)
Subject: ご質問(サーバリックス不妊説について)
Auto forwarded by a Rule
メールが受け付けられました。
氏名: はっくん
住所: 北海道**********************
メールアドレス: hack@kta.biglobe.ne.jp
電話番号: *************
FAX番号:
種別: ご質問
件名: サーバリックス不妊説について
内容:
最近ウェブおよびTwitter上で子宮頸がんワクチン・サーバリック
スにより完全不妊になるという情報が飛び交っています.
これは「日本の子どもの未来を・守る会」が旗振り役となって情報
の拡散を進めているようです.ただし,この会のサイトからは既に
情報は削除されているようですが,他のブログやニコニコ動画・
YouTubeなどでは未だサーバリックス不妊説が訴えられています.
しかし,私が個人的に様々な情報を調べてみてもサーバリックスに
より不妊になるという情報は得られませんでした.真偽のほどはど
うなんでしょうか?
また,この件が嘘であれば救われるはずの命が見捨てられることに
もなりかねません.厚生労働省の方から正式に何らかの発表をした
方がよいのではないでしょうか?
引用終わり-----
これを信じるか信じないかは読者の判断にお任せします.
さて,続きです.
筑後川の日本人さん曰く
>役にたつかどうか知りませんが?
>http://preventdisease.com/news/09
>/102609_Alert_Canadians_Arepanrix_vaccine_analysis.shtml#polysorbate80
>研究をお勧めします。
これは英文です.tween80という細菌培養などのための培地への添加成分として主に使われる界面活性剤が「生後4-7日のネズミに打ち続けた場合,ホルモンの変化、卵巣奇形、および退化的な膣と子宮の変化に引き起こした」と述べています.さらに新型インフルエンザワクチンについて言及していますが,私の拙い英語力ではtween80と新型インフルエンザワクチン・AS03(新型インフルエンザワクチンで使われているアジュバント)の関係が分かりませんでした.どのような関係があるかお分かりの方がいたら情報お願いします.
追記(2010年7月19日):tween80の投与量に問題があるようです.通常のガーダシルに含まれる量の10~100倍の量を打っているそうです.そりゃ体のどこかがおかしくなっても仕方ないですね.
筑後川の日本人さん曰く
>http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8473002?dopt=Abstract
>私は、英語は頭から無理ですから、
>研究を深くしてみてくださいね。
>賛否色々とあるでしょうからね。危険を回避するには、研究が一番でしょうから。
>人間の尊厳を正しく守らんが為にも御活躍くださいね。
これもtween80に関する内容で上記と同じ事が書かれています.
筑後川の日本人さん曰く
>http://tamekiyo.com/documents/healthranger/hpv.html
>此処にも記事がありますから。
これは「特別レポート HPV(子宮頸癌)ワクチンの大インチキを暴く」と題されたサイトへのリンクです.このサイトで扱われている子宮頸がんワクチンは「ガーダシル」であり「サーバリックス」ではありません.何度も述べていますが「ガーダシル」は日本では認可されていません.子宮頸がんワクチンだからといって同じまな板の上に載せて議論していいというものではないと思います.
筑後川の日本人さん曰く
>子宮頸がんワクチン(サーバリックス)接種後の少女が死亡、英国
>http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2647877/4692574
>子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会
>http://hpv.umin.jp/contents04.html
>公明党 子宮頸がん予防ワクチン 接種費用を全額助成
>http://www.komei.or.jp/news/detail/20100311_132
>子宮頸がんワクチンの副作用
>http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html
まず
>子宮頸がんワクチン(サーバリックス)接種後の少女が死亡、英国
>http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2647877/4692574
ですが,これは「その1」で説明したように「サーバリックス」を問題視しようとする意図で強引に引用されていますが,リンク先の内容は「その1」でもお伝えしたように次のような内容です.
>その後、検査の結果、少女は「重大な基礎疾患」を抱えており、ワクチン接種が少女の
>死を引き起こしたと可能性は「非常に低い」との見方が示された。保健当局はこの学校で
>使われたワクチンを保存する措置をとっている。
>子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会
>http://hpv.umin.jp/contents04.html
これは,題名の通りに子宮頸がん予防ワクチンの公費助成推進委員会の概要が述べられていますが,私は何故,筑後川の日本人さんがこのサイトを紹介したのかよく分かりません.もちろんサーバリックス不妊説に関わることは書かれていません.個人的に引っかかるところはアグネス・チャンという名前が出てくることだけです.
前提が「サーバリックスには不妊作用がある」であればとんでもないことですが,この段階での私のスタンスは未だ「サーバリックスには不妊作用がある?」です.
>公明党 子宮頸がん予防ワクチン 接種費用を全額助成
>http://www.komei.or.jp/news/detail/20100311_132
これも何故紹介されたのか分かりません.不妊説に関わることは載っていません.個人的に引っかかるところは公明党という政党名だけです.
>子宮頸がんワクチンの副作用
>http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html
この記事は「その1」で大部分を割いて説明した記事です.この時点で私は正確な情報を提示しない,そして無関係な情報さらには嘘の情報を次々と紹介する筑後川の日本人さんの不誠実な態度に不快感を募らせます.
筑後川の日本人さん曰く
>http://atomicnewsreview.org/2009/10/28/
>alert-canadians-toxic-ingredients-in-the-arepanrix-h1n1-vaccine-harm-your-health/
これは
>筑後川の日本人さん曰く
>>役にたつかどうか知りませんが?
>>http://preventdisease.com/news/09
>>/102609_Alert_Canadians_Arepanrix_vaccine_analysis.shtml#polysorbate80
>>研究をお勧めします。
と同じものです.
筑後川の日本人さん曰く
>http://www.wipo.int/pctdb/en/wo.jsp?wo=1999034825&IA=US1998027658&DISPLAY=STATUS
私の拙い英語力ですと「スクワレン(アジュバントの一種)とtween80(アジュバントの一種pZPを含有する)を組み合わせると去勢作用が強化される」と読めます.おそらくこの「tween80」または「pZP」というものが薬作りの職人さんの述べている不妊ワクチンにおける不妊を引き起こす物質「動物の精子または卵子を構成する特殊なタンパク質」の作用を強化する物質なのだと思います.間違いなどあればご指摘下さい.
そして筑後川の日本人さん最後のコメントです.
筑後川の日本人さん曰く
>どなたかが見れば誰かが、助かる!
>http://homepage2.nifty.com/clin_virol/parts/Clinical/InfluenzaA2009vaccine.pdf
どこまでも他人任せです.
恐らくこの文書が「サーバリックス不妊説」の発端だと思います.P.39の注10にそれらしきことが書かれています.
>スクワレン(ノバルティスファーマのMF-59,
>GSK のAS04に含まれる)は1998年にペット用のワ
>クチンのアジュバント-9を人間用に開発したも
>のであり,アジュバント-9を接種された動物は
>不妊症になるという.2009年12月22日,わが国で
>GSK のヒトパピローマウイルスワクチン(商品名
> サーバリックス)が発売された.サーバリック
>スに添加されているアジュバントはAS04である.
>AS04アジュバント複合体はグラム陰性菌Salmonella
>Minnesota R595株のリポ多糖の非毒性型誘導体
>である3-脱アシル化-4’-モノホスホリル リ
>ピッドA(MPL)34)と水酸化アルミニウムより成る
>と添付文書に書かれている.さて,リピッドは油
>/脂肪酸である.そして,MPL こそFDA,NIH,
>米国国防省が1998年に至急の手順で臨床試験を
>行った新遺伝子組み換えAnthrax vaccine に使用さ
>れた2種類のスクワレンをベースとするアジュバ
>ントの1つである33).(もう1つはカイロン社の
>MF59-これはノバルティスファーマのA(H1N1)
>2009<単価ワクチン>に添加されている)34)その他
>に,MPL(AS04)はスクワレンがベースであると
>いう情報も複数インターネットに掲示されている113-116).
アジュバント-9を接種された動物が不妊(作用の強化)になると述べているが,それを基にして作られたスクワレンというアジュバントを接種すると不妊(作用の強化)になるとは述べていない.サーバリックスにはAS04というアジュバントが含まれており,AS04はスクワレンを基として作られていると述べているがAS04を接種すると不妊(作用の強化)になるとは述べていない.
恐らくアジュバント-9を改良してスクワレンが作られ,スクワレンを改良してAS04が作られたのだと思う.不妊作用(の強化)があるとされるアジュバント-9を人間用に開発する時にわざわざ不妊作用(の強化)を残して改良するだろうか?また,この引用の前にスクワレンとtween80の組み合わせで不妊作用を強化するという結果があるが,AS04とtween80との組み合わせで不妊作用を強化するということは載っていない.しかもアジュバント-9からAS04まで2回の改良が施されているがそこではもちろんアジュバント-9の効果を変えるために改良が加えられているのではないのだろうか?それでなければ改良する意味はない.しかも子宮頸がん予防ワクチンに使われているのだからアジュバント-9の不妊作用の強化という性質をなくす方向で改良が施されたのではないか?私の常識ではこのように考えます.
さらにここでも薬作りの職人さんの発言を思い出して下さい.アジュバント単体では不妊効果はありません.
その他のことで私が知り得たこと
サーバリックスは世界100カ国以上で認可されている.しかも日本では認可が遅すぎたといわれている.日本はいわゆるサーバリックス後進国である.もしサーバリックスに不妊作用があるのであれば既に世界の各地で大問題になっているのではないだろうか?
ニコニコ動画「
不妊になる危険性を知ってて危険ワクチンを推進する新日本婦人の会」では新日本婦人の会がサーバリックスに不妊効果があると知りつつ推進しているようなことを印象づけているが,この応対を聞いていると新日本婦人の会には非がないように思える.まず質問者は「サーバリックスによって不妊になるという噂があることを知っているか?」などと問いかけますが応対者は「そういう噂があることは知っています」と述べている.これをもってサーバリックスの不妊効果を理解していてそれを広めようとしていると判断することが私には理解できない.ちょっと例を出して説明します.
私は愛国者だからちまたでは恐らく左翼の人からは右翼と判断されていると思います.もちろん過去の情報から「従軍慰安婦」はいなかったことを知っていますが,もし他の人に「従軍慰安婦として働かされた人がいるという噂を知っていますか?」と聞かれれば「そのような噂があることを知っています」と応えるだろう.噂を知っていることと噂を認めていることは別の問題ではないだろうか?
追記(2010年8月7日):次のサイト
タマちゃんの暇つぶし:★子宮頸がん予防ワクチンの接種は危険だ!には「性交渉済みの人(HPVウイルスキャリアの可能性がある人)が子宮頸がんワクチンを接種するとウイルスが活性化して前癌病変の直接要因となりかねない」とあるのですが,このことから「性交渉が済んでしまった人に子宮頸がんワクチンを接種すると癌になるリスクが倍になる」などという内容が広まっているようですが,このサイトをきちんと読んでもらえば分かるように,その対象となるワクチンは日本では認可されていない子宮頸がんワクチン・ガーダシルです.しかもこのサイトでは子宮頸がんワクチンの危険性を必死になって訴えていますが,全てガーダシルのことです.どうしてまともに調べもせずにブログがかけるのか私には分かりません.
最後に
私はサーバリックスが100%安全であると認めているわけではありませんし,100%効果があるとも思っていません.しかし噂に流され不必要に拒絶することで助かる人も助けられなくなることも考えて下さい.子宮頸がん予防ワクチン・サーバリックスを使用しない事で起こる被害(子宮頸がんの増化やそれによる死亡・不妊)のことも忘れないで下さい.