2010年7月17日土曜日

薬害:サーバリックス不妊説その1

医療関係者や有志の方達とサーバリックス・子宮頸がん予防ワクチンに関するWikiを作成することになりました。 まだ、作成途中ですがcervarix @ ウィキもご覧下さい。 追記(2010年7月18日):この記事よりも参考になるブログを発見しましたので紹介します.
【子宮頸がんワクチンに関する ネットの噂 ・・・('〇';)】
追記(2010年7月19日)【選挙に行く前に知りたい、放送されない政治家の思想と実績】ここのコメントでも議論されてますね.
追記(2010年8月8日):産婦人科の先生が子宮頸がんワクチンについて書かれています.産婦人科クリニック さくら:子宮頸がん予防ワクチンが不妊原因に、と言うデマについて
追記(2010年8月18日)2010/08/06 子宮頚癌ワクチン反対派の皆さん
追記(2010年8月18日)Vol. 260,261 子宮頸がん予防ワクチン:その有効性と安全性について
追記(2011年9月17日):「月夜のぴよこ と 空耳うさぎさんたち」の梨恵華さんからコメントに情報を頂きました。ありがとうございます。子宮頸ガンワクチンのデマを払拭するための資料群です。お使い下さい。

また、当ブログの子宮頸がんワクチンの真実も合わせて読んでいただけるとより子宮頸がん予防ワクチン・サーバリックスに関して理解していただけると思います。


他にも色々書きたいことがありますが,Twitter・ブログなどでの拡散状況を見ると黙っていられなくなったのでサーバリックス不妊説の件で自分で調べたことを書きます.

断っておきたいのは私は「サーバリックス推進論者」ではありません.飽くまで正しい情報を元として噂だけではなく真相を解明しようとした結果でしかありません.

その前にちょっと愚痴らせてもらいます.インターネット古参の私が昨今のWebの状況を見て感じることは「今の人達のほとんどが感情だけで動いている」ということです.その昔,パソコン通信といわれるコミュニティーで色々な情報を交わしていましたが,その時はほとんど全て「ソース」を元に議論がされていました.今の2chのニュース速報+などでもそうですが,賛成意見・反対意見などには必ずソースをつけなければ「胡散臭い与太話」として扱われました.それだけ情報が重要視されていたということです.
ところが今はどうでしょう?インターネットという膨大な空間で非常に多くの情報があるというのにも関わらず,自分で調べもせずに「ブログで拡散」「ツイッターでリツイート」など余りにも簡単に情報を拡散してしまいます.しかも拡散させた情報には一切責任を負っていません.
このように無責任に情報を拡散する人は私の中では「従軍慰安婦」「南京虐殺」を広めている人となんら変わりません.本人はいいことをしているつもりでいても結果的に日本や日本人にとって悪い結果をもたらすことになる可能性があります.みなさん噂話の扱いには気をつけて下さい.では本題に入ります.

筑後川の日本人さんのブログに次のような記事が掲載されました.日本民族の危機が、目の前にありますから!!国民の皆さんは、騙されないように!!
この記事のコメントの「はっくん」は私です.このコメントにもあるように,当初私は「これは大変なことだ.真実を追究して情報を拡散しなければいけない」と思いました.そこで無知な私は筑後川の日本人さんに情報提供をお願いしたのが始まりです.恐らく筑後川の日本人さんの回答を基に話を進めた方がわかりやすいと思うので,順を追って筑後川の日本人さんの回答と私の見解を述べたいと思います.ちなみに最後の方では私はコメントしていないことになっていますが,これは筑後川の日本人さんによってコメントが検閲され私のコメントがコメント欄に表示されなくなったので呆れて放り出した次第です.
追記(2010年7月19日):現在はコメントは検閲されていませんが,先日私がコメントした後に今度は最新のコメントを見れないようにしています.どこまで姑息な手を使う人なんだ.

その前に基礎知識としてアジュバントについての説明を「薬作りの職人のブログ」の「輸入インフルワクチンで不妊」は嘘・デマです。で見ておいて下さい.以前にもワクチンで不妊になるという噂が飛び交ってましたがその時の彼の見解です.薬に関する専門家であるので私がいうより真実味があると思います.

筑後川の日本人さん曰く
>知り合いの弁護士の立場の博識の有る先生が
>お調べの上での緊急の我が国の民族の危機の
>為に発表をしてある様子ですからね。

サーバリックス子宮頸がんワクチンによる民族浄化/弁護士 南出喜久治追記(2010年8月17日):現在このリンク先は「利用規約に違反しているため、この動画は削除されました。」となる為YouTubeで「サーバリックス子宮頸がん 民族浄化」の検索結果をリンクします】この動画における南出氏のことと思いますが,動画を見て貰えば分かるとおりに彼は薬剤や医療の専門家ではありません.弁護士が専門家の代理として発言することはありますが,その時は必ず「○○に代わって発言する」旨を伝えます.それでなければその弁護士の発言から真実味が失われます.しかしこの動画を見る限りでは南出氏は専門家の代表ではないようです.


筑後川の日本人さん曰く
>此処で調べたら???????
>http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html

このサイトで述べていることを要約して私の考えを述べます.
>一般には広く、「子宮頸がんを100%予防できるワクチン」のようなイメージで
>宣伝されています。
>すべてのワクチン接種には、死亡例を含む副反応があります。
>それは、この子宮頸がんワクチンにおいても、例外ではありません。

ここでは正しいことを言っています.どのような薬剤・ワクチンにも副作用があります.元々それらは毒・病原体であることに起因します.

>特に最近のアジュバンド(免疫賦活剤または免疫増強剤)を添加した各種の
>新型ワクチンがもたらす人体への長期的な影響については、いまだ実験段階にあり、
>不妊症を引き起こす可能性が、ささやかれています。
>子宮頸がんワクチンも例外ではありません。大げさに聞こえるかもしれませんが、
>ワクチンは、もはや人類の存続問題としてみたほうがいいでしょう。

ここで既にアジュバントに関する間違った知識の植え込みが始まっています.「薬作りの職人のブログ」の次の記述を思い出して下さい.

>ここで、気をつけなくてはいけないのは、「不妊ワクチンが不妊を引き起こす
>原因となる物質」は、「動物の精子または卵子を構成する特殊なタンパク質」
>だということです。アジュバントは、「動物の精子または卵子を特殊な構成する
>タンパク質」に対する抗体を産生する「手助けをする物質」に過ぎません。
>
>だから、アジュバントだけを投与しても、不妊は起きません。「動物の精子
>または卵子を構成する特殊なタンパク質」を含まないインフルエンザワクチンに、
>アジュバントが添加されたからと言って、不妊が起こることはありません。

続いて「子宮癌の説明」「子宮癌の原因物質がウイルスであることとその発見者の説明」
さらに「子宮頸がんワクチンの説明」ここで

>この子宮頸がんワクチンが予防できるのは、HPV16型と18型です。
>全ての発がん性HPVの感染を防げるものではありません。
>
>「ワクチンを接種しても子宮頸がんにかかる可能性がある」と製薬会社もはっきりと
>述べています。また、特筆すべき点は、日本人の子宮頸がんの原因はHPV 52・58型
>が比較的多く、HPV16・18型は全体の約60%ということです。そのためHPV
>16・18型予防に製造された輸入ワクチンは、日本人には予防効果がさらに限定的で
>あるということです。(HPV52・58型に対する予防効果は10%程度)

とありますが,私はこれを否定しません.どのような薬剤・ワクチンでも100%治療できるものはないからです.インフルエンザワクチンも型が違えば全く効果がなく,型が同じでも100%効くわけではありません.

続いて「子宮頸がんワクチンの接種対象年齢」次に「海外で疑問視される子宮頸がんの原因とワクチンの必要性」がありますが,これは日本では認可されていない「ガーダシル」という子宮頸がんワクチンに関して述べてあります.

次の「アジュバンドの危険性」では「脳内の運動ニューロンを死滅させる」「アジュバンドによる発癌性を指摘する声もある」「自然感染の11倍以上、6年間以上抗体を維持するという驚異的なもので、そのため劇的な効果が期待されています。その反面、長期的な副作用においては、未知数」と述べられています.確かにこれはこれで大変なことではありますが,本論の不妊作用については述べられていません.

さらに続いて「ワクチン自体への疑問」では「ワクチンによって体内の抗体が増えたからといって病気に対する耐性が出来たわけではない.なぜなら病気は目や鼻や口,性器などの粘膜から入ってくるからだ.粘膜の抗体が増えなければ耐性が出来たことにはならない」と述べています.この論理が正しいかどうかは専門家でないので分かりませんが,私には屁理屈のように聞こえます.

続いて「子宮頸がんワクチンでの死亡例」が取り上げられています.ここではほとんどが「ガーダシル」という日本では認可されていない子宮頸がんワクチンの死亡例です.ですが例外があります.それは

>2009年には、イギリスでグラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」
>の接種直後に14歳の少女が死亡しています。
>http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2647877/4692574

これだけを見ると「サーバリックス」によって死亡したように受け取れます.しかし,リンク先の原文をきちんと読んで下さい.そこには

>その後、検査の結果、少女は「重大な基礎疾患」を抱えており、ワクチン接種が
>少女の死を引き起こしたと可能性は「非常に低い」との見方が示された。
>保健当局はこの学校で使われたワクチンを保存する措置をとっている。

とあります.なにやら「サーバリックス」を悪者にしたい人がいるようです.また「サーバリックス」で死亡する人がいたとしても私には当たり前のように感じます.どの種類のワクチンでも死亡例はありますし,体内に自分のものとは異なる病原体を取り込むのだからそれは予防と引き替えに負うリスクだと思っています.しかし非常に小さいリスクでなければ薬剤としては認められないし,日本の厚労省も認可しなかったでしょう.

次に「新型インフルエンザ・パニックの次は子宮頸がんパニック?」となっており,そこには

>この無責任に引き起こされたパニックの責任の所在が、製薬会社にあるのか、
>マスコミや政府にあるのか、明確にすることなく、次は子宮頸がんワクチンを打てと、
>同じ製薬会社から再びワクチンを輸入して、接種を呼びかけているのです。

と書かれていますが,悪い冗談を見ているようです.パニックを引き起こしているのは自分たちだという自覚に欠けています.

続いて「医療詐欺の可能性」「今後のワクチン・ビジネスの動向」「ワクチン強制接種への動き」となっていますが,どこにも不妊に関しては書かれていません.

最後の「まとめ」でも不妊に関しては書かれていません.そして

>ワクチンに対する認識があまりにも安易な社会になりつつあります。
>「ワクチン」という言葉でごまかされてはいけません。製薬会社の添付文書にも
>あるように「劇薬」です。

と書かれていますが,「そうですか」としか言えません.薬というのは元々毒なのですから.「毒にも薬にもならぬ」という言葉を知らないのでしょうかね?


次回は
筑後川の日本人さん曰く
>役にたつかどうか知りませんが?
>
>http://preventdisease.com/news/09
>/102609_Alert_Canadians_Arepanrix_vaccine_analysis.shtml#polysorbate80
>
>
>研究をお勧めします。
から書いていきます.
薬害:サーバリックス不妊説その2 ログを見てみるとその1を見てもその2を見ない人もいるようですので合体させました.追記(2011年1月17日)

追記(2010年7月18日):この記事よりも参考になるブログを発見しましたので紹介します.
【子宮頸がんワクチンに関する ネットの噂 ・・・('〇';)】
追記(2010年7月19日)【選挙に行く前に知りたい、放送されない政治家の思想と実績】ここのコメントでも議論されてますね.
追記(2010年8月8日):産婦人科の先生が子宮頸がんワクチンについて書かれています.産婦人科クリニック さくら:子宮頸がん予防ワクチンが不妊原因に、と言うデマについて
追記(2010年8月18日)2010/08/06 子宮頚癌ワクチン反対派の皆さん
追記(2010年8月18日)Vol. 260,261 子宮頸がん予防ワクチン:その有効性と安全性について


薬害:サーバリックス不妊説その1からの続きの前に,なんだかもの凄くタイミングがいいですが,今朝以前に厚労省に問い合わせた返事が来ました.それを個人情報が漏れない程度に掲載します.私の個人名は「はっくん」に置き換えました.

引用-----
はっくん 様

この度は、サーバリックスの不妊説について、情報提供ありがとうございました。
御指摘の点については、サーバリックスの承認審査において、
動物試験でサーバリックス及び添加剤の繁殖能(子供を作る能力)に対する影響は認められず、
海外の臨床試験でも妊娠に関する異常や不妊が疑われる報告は認められないことが確認されています。
今後とも安全性に関する情報の収集に努めていきたいと存じます。


厚生労働省医薬食品局安全対策課

-------------------------------------------
From: www-admin@mhlw.go.jp on behalf of hack@kta.biglobe.ne.jp[SMTP:HACK@KTA.BIGLOBE.NE.JP]
Sent: Thursday, July 01, 2010 4:54:28 PM
To: WWW 管理者(www-admin)
Subject: ご質問(サーバリックス不妊説について)
Auto forwarded by a Rule

メールが受け付けられました。

氏名: はっくん
住所: 北海道**********************
メールアドレス: hack@kta.biglobe.ne.jp
電話番号: *************
FAX番号:
種別: ご質問
件名: サーバリックス不妊説について
内容:
最近ウェブおよびTwitter上で子宮頸がんワクチン・サーバリック
スにより完全不妊になるという情報が飛び交っています.
これは「日本の子どもの未来を・守る会」が旗振り役となって情報
の拡散を進めているようです.ただし,この会のサイトからは既に
情報は削除されているようですが,他のブログやニコニコ動画・
YouTubeなどでは未だサーバリックス不妊説が訴えられています.
しかし,私が個人的に様々な情報を調べてみてもサーバリックスに
より不妊になるという情報は得られませんでした.真偽のほどはど
うなんでしょうか?
また,この件が嘘であれば救われるはずの命が見捨てられることに
もなりかねません.厚生労働省の方から正式に何らかの発表をした
方がよいのではないでしょうか?
引用終わり-----

これを信じるか信じないかは読者の判断にお任せします.
さて,続きです.


筑後川の日本人さん曰く
>役にたつかどうか知りませんが?
>http://preventdisease.com/news/09
>/102609_Alert_Canadians_Arepanrix_vaccine_analysis.shtml#polysorbate80
>研究をお勧めします。

これは英文です.tween80という細菌培養などのための培地への添加成分として主に使われる界面活性剤が「生後4-7日のネズミに打ち続けた場合,ホルモンの変化、卵巣奇形、および退化的な膣と子宮の変化に引き起こした」と述べています.さらに新型インフルエンザワクチンについて言及していますが,私の拙い英語力ではtween80と新型インフルエンザワクチン・AS03(新型インフルエンザワクチンで使われているアジュバント)の関係が分かりませんでした.どのような関係があるかお分かりの方がいたら情報お願いします.

追記(2010年7月19日):tween80の投与量に問題があるようです.通常のガーダシルに含まれる量の10~100倍の量を打っているそうです.そりゃ体のどこかがおかしくなっても仕方ないですね.


筑後川の日本人さん曰く
>http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8473002?dopt=Abstract
>私は、英語は頭から無理ですから、
>研究を深くしてみてくださいね。
>賛否色々とあるでしょうからね。危険を回避するには、研究が一番でしょうから。
>人間の尊厳を正しく守らんが為にも御活躍くださいね。

これもtween80に関する内容で上記と同じ事が書かれています.


筑後川の日本人さん曰く
>http://tamekiyo.com/documents/healthranger/hpv.html
>此処にも記事がありますから。

これは「特別レポート HPV(子宮頸癌)ワクチンの大インチキを暴く」と題されたサイトへのリンクです.このサイトで扱われている子宮頸がんワクチンは「ガーダシル」であり「サーバリックス」ではありません.何度も述べていますが「ガーダシル」は日本では認可されていません.子宮頸がんワクチンだからといって同じまな板の上に載せて議論していいというものではないと思います.


筑後川の日本人さん曰く
>子宮頸がんワクチン(サーバリックス)接種後の少女が死亡、英国
>http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2647877/4692574
>子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会
>http://hpv.umin.jp/contents04.html
>公明党 子宮頸がん予防ワクチン 接種費用を全額助成
>http://www.komei.or.jp/news/detail/20100311_132
>子宮頸がんワクチンの副作用
>http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html

まず
>子宮頸がんワクチン(サーバリックス)接種後の少女が死亡、英国
>http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2647877/4692574
ですが,これは「その1」で説明したように「サーバリックス」を問題視しようとする意図で強引に引用されていますが,リンク先の内容は「その1」でもお伝えしたように次のような内容です.

>その後、検査の結果、少女は「重大な基礎疾患」を抱えており、ワクチン接種が少女の
>死を引き起こしたと可能性は「非常に低い」との見方が示された。保健当局はこの学校で
>使われたワクチンを保存する措置をとっている。

>子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会
>http://hpv.umin.jp/contents04.html
これは,題名の通りに子宮頸がん予防ワクチンの公費助成推進委員会の概要が述べられていますが,私は何故,筑後川の日本人さんがこのサイトを紹介したのかよく分かりません.もちろんサーバリックス不妊説に関わることは書かれていません.個人的に引っかかるところはアグネス・チャンという名前が出てくることだけです.
前提が「サーバリックスには不妊作用がある」であればとんでもないことですが,この段階での私のスタンスは未だ「サーバリックスには不妊作用がある?」です.

>公明党 子宮頸がん予防ワクチン 接種費用を全額助成
>http://www.komei.or.jp/news/detail/20100311_132
これも何故紹介されたのか分かりません.不妊説に関わることは載っていません.個人的に引っかかるところは公明党という政党名だけです.

>子宮頸がんワクチンの副作用
>http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html
この記事は「その1」で大部分を割いて説明した記事です.この時点で私は正確な情報を提示しない,そして無関係な情報さらには嘘の情報を次々と紹介する筑後川の日本人さんの不誠実な態度に不快感を募らせます.


筑後川の日本人さん曰く
>http://atomicnewsreview.org/2009/10/28/
>alert-canadians-toxic-ingredients-in-the-arepanrix-h1n1-vaccine-harm-your-health/

これは
>筑後川の日本人さん曰く
>>役にたつかどうか知りませんが?
>>http://preventdisease.com/news/09
>>/102609_Alert_Canadians_Arepanrix_vaccine_analysis.shtml#polysorbate80
>>研究をお勧めします。
と同じものです.


筑後川の日本人さん曰く
>http://www.wipo.int/pctdb/en/wo.jsp?wo=1999034825&IA=US1998027658&DISPLAY=STATUS

私の拙い英語力ですと「スクワレン(アジュバントの一種)とtween80(アジュバントの一種pZPを含有する)を組み合わせると去勢作用が強化される」と読めます.おそらくこの「tween80」または「pZP」というものが薬作りの職人さんの述べている不妊ワクチンにおける不妊を引き起こす物質「動物の精子または卵子を構成する特殊なタンパク質」の作用を強化する物質なのだと思います.間違いなどあればご指摘下さい.


そして筑後川の日本人さん最後のコメントです.
筑後川の日本人さん曰く
>どなたかが見れば誰かが、助かる!
>http://homepage2.nifty.com/clin_virol/parts/Clinical/InfluenzaA2009vaccine.pdf
どこまでも他人任せです.
恐らくこの文書が「サーバリックス不妊説」の発端だと思います.P.39の注10にそれらしきことが書かれています.

>スクワレン(ノバルティスファーマのMF-59,
>GSK のAS04に含まれる)は1998年にペット用のワ
>クチンのアジュバント-9を人間用に開発したも
>のであり,アジュバント-9を接種された動物は
>不妊症になるという.2009年12月22日,わが国で
>GSK のヒトパピローマウイルスワクチン(商品名
> サーバリックス)が発売された.サーバリック
>スに添加されているアジュバントはAS04である.
>AS04アジュバント複合体はグラム陰性菌Salmonella
>Minnesota R595株のリポ多糖の非毒性型誘導体
>である3-脱アシル化-4’-モノホスホリル リ
>ピッドA(MPL)34)と水酸化アルミニウムより成る
>と添付文書に書かれている.さて,リピッドは油
>/脂肪酸である.そして,MPL こそFDA,NIH,
>米国国防省が1998年に至急の手順で臨床試験を
>行った新遺伝子組み換えAnthrax vaccine に使用さ
>れた2種類のスクワレンをベースとするアジュバ
>ントの1つである33).(もう1つはカイロン社の
>MF59-これはノバルティスファーマのA(H1N1)
>2009<単価ワクチン>に添加されている)34)その他
>に,MPL(AS04)はスクワレンがベースであると
>いう情報も複数インターネットに掲示されている113-116).

アジュバント-9を接種された動物が不妊(作用の強化)になると述べているが,それを基にして作られたスクワレンというアジュバントを接種すると不妊(作用の強化)になるとは述べていない.サーバリックスにはAS04というアジュバントが含まれており,AS04はスクワレンを基として作られていると述べているがAS04を接種すると不妊(作用の強化)になるとは述べていない.
恐らくアジュバント-9を改良してスクワレンが作られ,スクワレンを改良してAS04が作られたのだと思う.不妊作用(の強化)があるとされるアジュバント-9を人間用に開発する時にわざわざ不妊作用(の強化)を残して改良するだろうか?また,この引用の前にスクワレンとtween80の組み合わせで不妊作用を強化するという結果があるが,AS04とtween80との組み合わせで不妊作用を強化するということは載っていない.しかもアジュバント-9からAS04まで2回の改良が施されているがそこではもちろんアジュバント-9の効果を変えるために改良が加えられているのではないのだろうか?それでなければ改良する意味はない.しかも子宮頸がん予防ワクチンに使われているのだからアジュバント-9の不妊作用の強化という性質をなくす方向で改良が施されたのではないか?私の常識ではこのように考えます.
さらにここでも薬作りの職人さんの発言を思い出して下さい.アジュバント単体では不妊効果はありません.


その他のことで私が知り得たこと

サーバリックスは世界100カ国以上で認可されている.しかも日本では認可が遅すぎたといわれている.日本はいわゆるサーバリックス後進国である.もしサーバリックスに不妊作用があるのであれば既に世界の各地で大問題になっているのではないだろうか?


ニコニコ動画「不妊になる危険性を知ってて危険ワクチンを推進する新日本婦人の会」では新日本婦人の会がサーバリックスに不妊効果があると知りつつ推進しているようなことを印象づけているが,この応対を聞いていると新日本婦人の会には非がないように思える.まず質問者は「サーバリックスによって不妊になるという噂があることを知っているか?」などと問いかけますが応対者は「そういう噂があることは知っています」と述べている.これをもってサーバリックスの不妊効果を理解していてそれを広めようとしていると判断することが私には理解できない.ちょっと例を出して説明します.
私は愛国者だからちまたでは恐らく左翼の人からは右翼と判断されていると思います.もちろん過去の情報から「従軍慰安婦」はいなかったことを知っていますが,もし他の人に「従軍慰安婦として働かされた人がいるという噂を知っていますか?」と聞かれれば「そのような噂があることを知っています」と応えるだろう.噂を知っていることと噂を認めていることは別の問題ではないだろうか?

追記(2010年8月7日):次のサイトタマちゃんの暇つぶし:★子宮頸がん予防ワクチンの接種は危険だ!には「性交渉済みの人(HPVウイルスキャリアの可能性がある人)が子宮頸がんワクチンを接種するとウイルスが活性化して前癌病変の直接要因となりかねない」とあるのですが,このことから「性交渉が済んでしまった人に子宮頸がんワクチンを接種すると癌になるリスクが倍になる」などという内容が広まっているようですが,このサイトをきちんと読んでもらえば分かるように,その対象となるワクチンは日本では認可されていない子宮頸がんワクチン・ガーダシルです.しかもこのサイトでは子宮頸がんワクチンの危険性を必死になって訴えていますが,全てガーダシルのことです.どうしてまともに調べもせずにブログがかけるのか私には分かりません.

最後に

私はサーバリックスが100%安全であると認めているわけではありませんし,100%効果があるとも思っていません.しかし噂に流され不必要に拒絶することで助かる人も助けられなくなることも考えて下さい.子宮頸がん予防ワクチン・サーバリックスを使用しない事で起こる被害(子宮頸がんの増化やそれによる死亡・不妊)のことも忘れないで下さい.

29 件のコメント:

  1. 一読させて頂きました。
    正直なところ、色々な情報が飛び交い、少々混乱しております。
    日本人にはまだ「薬害エイズ」の記憶が残っています。
    しかし、それ故、本当のことを知りたいという欲求もまた強く湧き上がります。
    もっと多くの方々が能動的に真実を求めるようになることを願います。

    返信削除
  2. >匿名さんへ
    コメント有り難うございます.

    私の記事自体も本当に正確なものかすら正直分かりません.
    特に,英文記事では拙い翻訳ももちろんですがその記事の出所及びその信頼性などは手つかずの状態です.

    ただ,出来る限りのことはしてみてこのような判断に至りました.間違っている箇所などもあると思いますので,その時は遠慮なく指摘して頂けると助かります.

    返信削除
  3. 薬の特に劇薬の表示や臨床例の少ない薬は駄目です。
    日本の根幹(少子化)にかかわる様な、
    大事な事に関しては疑わしくは罰するでしょう。

    インフルエンザのように隣の席で咳をするだけで
    うつるのと違いますからより安全な確実な道を
    選ぶべきです。

    税金の無駄もいいところです。
    またまた利権がからんだ・・・後の世にお金だけの保障では
    すまない事態が起きてからでは遅すぎる。

    全く子宮頸がんの予防ワクチン投与する意味がわからない!
    毎年2500人ぐらいはちょっとした病気でも亡くなってるわさ!何度でもいいます。税金の無駄ずかい!
    子宮頸がんの発症率と副作用の発症率を比べてみたら、
    どっちがパーセンテージが高いのか!

    私は女の子がいたら受けさせませんョ。

    返信削除
  4. 2番目の匿名さんへ

    私が書いた記事の内容も見ないでコメントを書くとは失礼な人ですね.

    >薬の特に劇薬の表示
    あなたは医療で使用する薬の「劇薬」表示と化学などで使う薬品の「劇薬」表示の違いを知っていますか?

    >臨床例の少ない薬は駄目です
    何と比べて臨床例が少ないと言っているのでしょう?
    ソースをお願いします.

    >日本の根幹(少子化)にかかわる様な、
    何をもって少子化すると言っているのか私には分かりません.ソースをお願いします.

    >毎年2500人ぐらいはちょっとした病気でも亡くなってるわさ!何度でもいいます。税金の無駄ずかい!
    まあこの点は評価します.年間の自殺者の方がもっと多いですし,交通事故でなくなる方ももっといますしね.
    ただし,あなたの感情であってサーバリックスに不妊作用があることの証明にはなっていません.

    >子宮頸がんの発症率と副作用の発症率を比べてみたら、
    >どっちがパーセンテージが高いのか
    ソースをお願いします.

    >私は女の子がいたら受けさせませんョ。
    それはあなたの勝手です.この記事に書いてあることとは関係ありません.

    この記事では,『「子宮頸がんワクチンに不妊作用がある」と騒いでいる人がいるが本当なのか?私が調べたところ何一つ証拠が出てこない!騒いでいる人達はもっと冷静になって現実を見た方がいいんじゃないの?』
    と言っているだけで,子宮頸がんワクチンを公費で接種することや強制することの是非は全く論じていません.コメントを書くならしっかりと記事を読んでからにして下さい.

    もしあなたが記事を読んでからこのコメントを書いたとしたら,「もううんざり」としか言いようがありません.
    私は日頃Twitterで(私から見て)左翼の方のツイートを調べたりしていますが,話の論点を変えて「○○はダメだ!」という主張の仕方はこの様な方と全く同じです.左翼と同じ論法で話をする気なのであればもうコメントして頂かなくて結構です.

    返信削除
  5. 「サーバリックス 不妊」で検索したら上位にあったので来ました。
    初めまして、satoと言います。
    僕は医療者なのでどちらかと言えばサーバリックス擁護派なのかもしれませんが、今回の不妊論には物凄い胡散臭さを感じています。
    アジュバントの意味を理解していない説明から、それを感じました。

    さて、医療費の削減にはならないかもしれないと上記でおっしゃる方がいますが、削減される可能性もあります。
    子宮頚癌で年間死亡数が2500人で、年間罹患数が8500人です。
    この残りの方達の闘病のために手術や抗癌剤などの高額な医療費が投入されており、頚癌の罹患数を減らせば医療費自体を抑制できる可能性があります。

    また、はっくんさんが屁理屈と疑問を呈しておられる「粘膜に抗体がなければ病気への耐性ができたとは言えない」というのも噴飯ものです。
    侵入経路の如何にかかわらず、病原体が体内に侵入してから抗体は働くという免疫の基礎を理解していません。
    その意味でも不妊論者の胡散臭さは増します。

    今回のサーバリックス不妊論には、かつてのMMRワクチンへの感情的な拒否反応の再来をみているように思うことがあります。
    有効か無効か、どのような副反応があってどれくらいの確率で起きるのか、有効であるならばどのくらいの確率か、そういったことを全て勘案したうえで、デメリットよりもメリットが大きいと判断した時に、ワクチンは接種されるべきです。
    しかし現在の感情的な不妊論は、その合理的な国民の意思形成を妨げる要因にしかなり得ません。
    本当に不妊作用があるにしても、このような国民合意の形成過程は不幸です。
    冷静に判断されるはっくんさんのような方が増えてくれることを祈ります。

    返信削除
  6. > satoさん

    コメント有り難うございます.

    >今回の不妊論には物凄い胡散臭さを感じています。

    そうですね.不妊論を唱えている人の中には秘密結社(イルミナティ・300人委員会など)が人類が増えすぎたのを削減する為に行なったなどと本気で信じている人もいるようです.しかも保守と公言し,日本を守る為にとTwitter・ブログ等で拡散しているので非常にたちが悪いです.

    >さて、医療費の削減にはならないかもしれないと上記でおっしゃる方がいますが、削減される可能性もあります。

    そうですよね.「薬に金がかかるから反対だ」というのであれば医療自体をやめなくてはいけませんしね.
    不妊論を唱えている人達は,目の前の結果(中には嘘も含まれる)だけをみて感情的に騒いでいて一歩引いて冷静に考えるということを怠っています.ですから sato さんのように最終的な医療費が削減できる可能性というものにも全く気づいていませんね.

    >有効か無効か、どのような副反応があってどれくらいの確率で起きるのか、有効であるならばどのくらいの確率か、そういったことを全て勘案したうえで、デメリットよりもメリットが大きいと判断した時に、ワクチンは接種されるべきです。

    その通りだと思います.今の日本人は自分で判断をするという行為をほとんどしなくなってきていますね.

    不妊論を拡散していた「日本の子どもの未来を・守る会」が活動を休止したというので,もうサーバリックスで不妊になるということを言う人もいなくなったかと思っていましたが,sato さんのように検索をする方がいるということは不妊論がデマだと分かっていない人がいるということが分かりました.もっと「不妊論はデマ」ということを拡散しないといけないですね.

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  7. natural news 日本訳ページ(原文付)

    http://tamekiyo.com/documents/healthranger/harper.html

    HPV専門の博士が薬品製作会社(過去脅迫犯罪実績有)から口封じをされた疑いがあります。

    今の段階での不妊云々の真否はともかくとして、臨床実験が足りないと思われる状態で今の一斉接種キャンペーンに乗っかるのは辞めた方がいいと考えます。

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  8. うむ〜口封じをされたのが真実かどうかはともかく、またしてもリンク先の内容は日本では認可されていないガーダシルの事ですね。

    どうしてみんな私の書いた記事をちゃんと読んでくれないのでしょう^^;

    臨床実験が足りないというのは製薬会社やそれに準じる機関のデータでしょうか?よろしければじょうほうをおねがいします。

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  9. こんにちはえんちろと申します、satoさんと同じ医療従事者です。サーバリックスのワクチンとしての存在意義を論じる気はまったくありません、が低年齢からの一斉接種については反対しております。
    いくら研究者やメーカーが何を言って来ようとも、臨床現場から上がってきた声と違っていたら話にならないですからね。最初は16歳以上任意で予防接種を勧め、もし一斉接種をするのならデータが出揃ってからが良いと考えております。

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  10. えんちろさんコメントありがとうございます。

    まず、一斉接種というのはどういうことなのでしょうか?昔学校で行われた集団接種のようなことでしょうか?
    サーバリックスの接種は義務ではありません。今行われているまたは行われようとしている各地方自治体での補助はあくまでもサーバリックスを接種したいという意思を持った人に対する助成であって強制ではありません。子宮頸がんの予防と各種副作用を秤にかけた上で、接種対象者及びその家族の意思の元に行われるものです。

    データが揃っていないということですが、今までの臨床 http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/631340QG1022_1_02/ では全く足りないということでしょうか?
    日本はサーバリックス後進国といわれています。日本より先にすでに海外の100カ国以上の国がサーバリックスを導入しています。確かに日本人と外国人は違うと言われればそれまでですが、海外での臨床・国内での臨床・海外での実績を合わせれば特段危険なワクチンであるとは思えません。

    また、接種時期に関してはもっと議論をする余地はあると思います。子宮頸がんという「がんが予防できる」というのは実は今までにない素晴らしいことと私は思っています。悲しいことですが、子宮頸がんによって3500人もの命が毎年失われています。完璧ではありませんがサーバリックスを接種することによってこの様な悲しい思いをする人達が減るのです。そして、高リスクHPVの年齢別陽性率が10代後半では20-24歳の40%より高く42%あること、性病等の罹患の低年齢化などを鑑み、その助かる人を少しでも多くしようとして接種時期を決めているのだと思います。ウィルスにかかってからではワクチンの効能は無に帰することはお分かりだと思います。予防という観点から考えると私は11歳からの接種でも早くはないという結論に達しました。
    えんちろさんの考えは如何でしょうか?それでも接種時期は早いとお考えでしょうか?

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  11. はっくんさんお返事ありがとうございます。
    もちろん今は接種対象者及びその家族の意思もので勝手に出来るものでは無いですね。ただ自治体によっては十分な説明をせずに集団接種に近い事をしようとしている所も有るのです。まあ、それはおいて自分は根拠も無く民族淘汰だの言うような人達には疑問を感じています、正直タミフルのように一部の人達の感情的な意見で制約を付けられるのはごめんですから。
    臨床については市販直後調査も読ませて頂きましたが、海外と国内でデータに開きがありますね、まあ国内の臨床例が少ないので安易に比べられないですが。
    疼痛・発赤・腫脹は外したとしても、打つ方としては国内に出始めた物としては安心してというレベルでは無いと思います。
    実際海外での実績が有ると言っても、ビスフォスフォネート製剤のように後から色々問題が出てくる事がありますので。
    これから新しく承認されるものも控えてますから、使える薬剤が増え、選択肢が増えてから低年齢へというのが自分のスタンスです。
    と前の自分の書き込みを見るとそうは取れないですね、休憩時間に急いで書いたとはいえすいません。

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  12. えんちろさんコメント消しちゃったのかな?

    私も選択肢が増え、接種する時にはワクチンの効能及び副作用を包み隠さず接種される側に説明した上で、どのワクチンを接種するのかしないのかを決めれる様になればいいと思います。
    ガーダシルを輸入してサーバリックスより多くのウィルス株に効くと言って接種させている所もある様ですしね^^;

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  13. はっくんさんこんにちは
    コメント消してないです><
    今日帰ったたら消えていて、どうしたんだろうと私も思っていたところです。

    せっかくだから話題を変えて!
    あまり触れたく無いですが不妊いついて。
    これはいずれ不妊になったとと言い張る方が出てくるでしょうね、もちろん医学的どうと検証ぜずに。
    最近は厚生省も専門家の検証よりも、言った側の感情を優先にする傾向がありますが、まったく持って勘弁して欲しいです。

    ガータシルはウィルス株4つでしたっけ?勉強不足で申し訳ないです。

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  14. えんちろさんへ

    メールでコメント投稿の知らせは来ているのにコメントが表示されていないので調べてみたら自動でスパムコメントとして処理されていました><;
    申し訳ありません。早速スパム解除して公開しました。

    日本においては、妊娠を望んでいるカップルの約10%が不妊症であるとされているようです。この中にサーバリックスを接種した女性が一人でも入っていた時に、医学的・統計的なことは全く無視されて「サーバリックスを接種したから不妊になった」という人が出てきてマスコミ等で騒ぎ出すことは考えられますね。

    言った側の感情を優先するのは日本人のいい所でもあり、悪い所でもありますね。ワクチンによる子宮頸がんでの不妊や死亡の減少は国益に関することですから、否定をすべきことはしっかりと否定してもらいたいですよね。これはこの件に関したことだけではなく内政・外交においてもですけどね。

    サーバリックスは2価ワクチンで16型・18型の2株、ガーダシルは4価ワクチンで6型・11型・16型・18型の4株に効き目があるようですね。日本では子宮頸がんの約6割が16型・18型のようです。これを多いとみるか少ないとみるかは別としてもサーバリックスを接種したからといって安心せずに定期的な検診は必要ですね。

    ガーダシルを製造しているメルク社では今年中にガーダシルの有効株に31・33・45・52・58を加えた9価ワクチンV503の承認申請を行うようですが、V503に関してはガーダシルとの関係などをしっかり調べて、他国の臨床などの結果を調査しなければ承認は難しいかな?

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  15. はっくんさんは、いろいろな情報を検討された結果
    サーバリックスは特段危険なワクチンではないと判断されたのですよね。
    ただ、ワクチンというもの自体が副作用等の危険性を伴うものであるものは間違いありませんよね。
    一般に販売されている目薬にさえ、アナフィラキシーを起こす可能性もあるくらいですから。

    医療に従事されていたり、専門に研究されている方の立場であれば、
    より多くの人を救う可能性の高いお薬を広めることに
    疑問を感じないでしょうが、
    自分の家族がワクチンの副作用で
    大きなものを失うようなことがあれば
    その時の後悔は大きすぎますよ。

    ですから、いろんな情報があるべきなんです。
    その人の人生はその人が決める。
    ワクチンをうつべきかどうか作用副作用含めて
    選択の余地がある状態にするべきなんです。

    国を挙げて接種を推奨すれば、
    それはすでに情報操作ですよ。
    多くの一般の方は知識がないまま接種してしまうでしょう。

    サーバリックスが原因かもしれない副作用が出た時、
    接種を受けなければよかったと後悔している方をを前に
    「特段危険なワクチンではない」って言えますか?
    その時もこのHPをそのまま公開しておけますか?
    ソースがあれば発言していいというものでもないと思います

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  16. 2011年3月12日の匿名さんに

    この記事は子宮頸がん予防ワクチンに対して色々な噂が飛び交っているが、それを検証しようとし「誰々が言っている事はここが嘘だ」と述べているだけであり、サーバリックスが100%安全だからドンドン接種してくださいなど書いてあるわけじゃありません。
    それなのに貴方のようなコメントがつく事自体、私には理解できません。コメントから察するに、恐らく貴方は極度のワクチンヘイターでこの記事もろくに読んでいないのでしょう。

    いろいろな情報があるべきなのは賛成しますが、嘘・デマの類は消し去らないといけません。
    予め述べておきますが、私はワクチン推奨論者ではありません。ワクチンを打つのであれば、予め予防しようとする病気の事を知り、そのワクチンのメリット・デメリットをしっかり調べた上で、接種する・しないを決めればいいと思っています。
    但し、その前提は「正しい情報」です。今回のワクチンの件は嘘・デマを情報源としてそれを拡散して、ワクチン摂取を考えている人達に不要な不安を煽っているのが現状です。その嘘・デマを否定する事のどこが問題なのでしょうか?逆に貴方のようにいろいろな情報がなければいけないなどと言って嘘・デマを放置しておけとでもいうのでしょうか?

    また、貴方はワクチンを打った時に生じる悪影響についてばかり述べますが、ワクチンを打たなかった時に生じる悪影響に関して考えた事はありますか?
    ワクチンさえ打っておけば助かる命や生まれる命に関して考えた事はありますか?ワクチンを摂取した時の「重篤な副反応」は自動車事故に合う確率やワクチンを摂取しなかった時の子宮頸がんにかかる確率より低い事は知っていますか?

    貴方のような確率や科学・医学を無視した感情論ばかり述べる人を説得するのは時間の無駄なので諦めていますが、サーバリックスに不安を抱いている人に対して正しい情報を提供するためにはこの記事は削除しません。

    しかし、コメントの日時を見ると、正常な判断力を持った人とは思えませんね。こんな場末のブログのコメントを書く暇があったら被災者のために何かできる事があったでしょうに。

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  17. はっくんさんへ

    はじめまして。いままでのコメント等すべて読みました。

    今日(9月13日)、サーバリックスで14歳死亡の記事を見
    ここを見つけて読みました。
    その子には持病があったと言うことですが、やはり不安になりました。
    実は、私の娘が先月1度目の接種をしていて、もうすぐ2度目の接種が近づいていたからです。

    娘の友達が接種後気を失ったことも聞きました。

    不妊のことは読んだ限りは理解したつもりです。
    が、その他の副作用などもっと情報が欲しいです。

    1度目大丈夫だったので2度目も大丈夫と思ってもよいのでしょうか?

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  18. 匿名さんへ

    サーバリックスを接種した2日後に少女が無くなったことは非常に悲しい出来事でありますが,
    元々重大な疾患(心室頻拍)を抱えており,心室頻拍は常態的に心室細動に移行する恐れがある病気であり
    参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E5%AE%A4%E9%A0%BB%E6%8B%8D
    接種後2日経ってからの死亡という状況からワクチンとの因果関係は無いと思ってもいいと思います.

    ワクチン接種後の死亡ということでアナフィラキシーショックが思いつきますが,アナフィラキシーショックであれば異常物質の接種から30分~半日で症状が悪化するのが特徴ですので2日後にアナフィラキシーショックが出たとは考えにくいですね.

    私はその少女の担当医でもなく,医師でさえないのではっきりとは言えませんが,持病(心室頻拍)に関連することによって亡くなったのだと思っています.

    また,娘さんの友人が失神したとのことですが,
    サーバリックスの添付文書には次のように失神に関して載っています.
    『ワクチン接種直後又は接種後に注射による心因性反応を含む血管迷走神経反射として失神があらわれることがある。』
    この血管迷走神経反射というのは次のURLで http://www.usjapanmed.com/index.php?option=com_content&view=article&id=141:vasovagal-reflex&catid=36:diseases&Itemid=33 このように説明されています.
    『血管迷走神経反射は、長時間の立位、温暖下での激しい運動、恐怖感や情緒的不安定、激しい痛みなどによって誘発されます。』

    サーバリックスによる失神の原因は『恐怖感や情緒的不安定』『激しい痛み』によるものです.

    サーバリックスは確かに通常の注射より痛みがあるのでこれは避けようがありませんが,『恐怖感や情緒的不安定』は避けることが出来ます.

    悪質な情報に振り回され,不必要に大人が不安がることが子供に影響を与えることになり,子供に不安・恐怖心を与えてしまいます.
    そこで大人が正しい情報で武装し子供が質問してきた時に冷静に答えてあげることで,子供の不安を解消させ血管迷走神経反射による失神することを防ぐことが出来ます.

    副作用などのことは cervarix@Wiki http://www44.atwiki.jp/cervarix/ の『サーバリックスの副反応はひどいって聞いたけど?』 http://www44.atwiki.jp/cervarix/pages/20.html
    を参考にしてみてください.

    2度目は大丈夫かということですが,私の口から『絶対大丈夫だ』と言うことは出来ません.それは先ほど紹介した記事にも載っていますが,サーバリックスによる副反応報告例は『販売業者からの報告が99例[0.01%](うち死亡0例[0%])、医療機関からの報告が29例[0.003%](うち重篤11例[0.001%]死亡0例[0%])となっています。』となっていて販売業者からの副反応報告例の0.01%(1万分の1)や医療機関からの重篤報告例0.001%(10万分の1)に娘さんが絶対に入らないと断言できないからです.
    但し,その可能性を極力減らすことは出来ます.それは以下の注意事項に当てはまらないことを確認することです.
    一般的な予防接種時の注意事項
    http://www44.atwiki.jp/cervarix/pages/48.html
    サーバリックス特有の注意事項
    http://www44.atwiki.jp/cervarix/pages/49.html
    分からないことや疑問に思ったことは些細なことでも医師に相談することをお勧めします.納得できない場合は接種担当の医師以外の医師に聞くこともいいかと思います.

    サーバリックスに限らずどのようなワクチン・薬にも副反応があります.しかし,国が認可したものであれば副反応で重篤な障害を引き起こしたり死亡するということは交通事故に合う確率よりも低いということは付け加えておきます.

    http://stockkabusiki.blog90.fc2.com/blog-entry-794.html によると『年間の交通事故発生件数は76万6147件となっています。必ず一人は事故に巻き込まれているはずなので、日本の人口1億2000万人に対する割合は0.638%です。』これは1事故につき1人という計算なので実際はもっと多いでしょうね.

    まずは匿名さん自身で調べてみて『サーバリックスの危険性は通常のワクチンほどでしかない』という自信をつけてみては如何でしょう?

    サーバリックスの情報は cervarix@Wiki http://www44.atwiki.jp/cervarix/ などで得られると思います.このサイトは情報のソースまたはソースサイトもしっかり示されているので,サーバリックスについてトコトン自分自身で調べることが出来ると思います.そして上記のように交通事故の確率などを調べて比べてるとサーバリックスが危険かどうかを判断する材料になるかと思います.

    助言などが必要なときはまたコメントして下さいね.

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  19. 上のコメントですが,アナフィラキシーショックに関して間違っていました.

    アナフィラキシーショックは殆どの場合30分以内に発生すると考えられているそうです.

    お詫びして訂正します.

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  20. また,サーバリックスで注意すべきアナフィラキシーショックはゴムアレルギーだそうです.

    薬剤を注射器に入れる時にシリンジキャップのラテックスが微量に含まれてしまう可能性があるとのことです.

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  21. サーバリックス@wikiの拡散お願いできますか?→ http://www44.atwiki.jp/cervarix/

    医療関係者で作りました。

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  22. 梨恵華へ
    子宮頸がん関係の記事には全てリンクをつけていますが,ページトップのタイトル下の文章にもリンクを付けました.

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  23. リンクをありがとうございます。ガーダシルのほうにも今資料を取り寄せているので、またそちらについても記事などができましたらお知らせします。


    @onnappuri:子宮頸ガンワクチンのデマを流すページが新しくできたと聞いてやってきました。ウソの情報を流して少女達を不安にさせることに罪の意識はないのですか?http://www.onnappuri.com/2010/11/post_420.html

    それでもまだまだデマを流す人たちはいるみたいです。

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  24. 了解です.

    現時点での悩みの種は『昆虫の遺伝子組換えワクチン』というデマです.
    『蛾の細胞内でバキュロウイルスを増殖させるとワクチンに使えるタンパク質が出現する』のであって蛾の遺伝子を組み替えたんじゃないんだけどなぁヽ(´Д`;)ノアゥ...

    サーバリックスの添付文書より

    1.製法の概要
    本剤はHPV-16型及び18型の組換えL1カプシドたん白質
    抗原を含有する。L1たん白質は、型別に組換えバキュ
    ロウイルス発現系を用い、無血清培地を使用して製造
    する。イラクサギンウワバ由来細胞内でL1をコードす
    る組換えバキュロウイルスが増殖すると、細胞質中に
    L1たん白質が発現する。細胞を破壊してL1たん白質を
    遊離させ、一連のクロマトグラフィー及びろ過によっ
    て精製する。精製工程の最後に、L1たん白質は会合し
    てウイルス様粒子(VLP)を形成する。次いで、精製され
    た非感染性のVLPを水酸化アルミニウムに吸着させる。
    AS04アジュバント複合体はグラム陰性菌Salmonella
    minnesota R595株のリポ多糖の非毒性型誘導体である3-
    脱アシル化-4′-モノホスホリルリピッドA(MPL)と水酸
    化アルミニウムからなる。本剤は各HPV型の吸着VLPを
    AS04アジュバント複合体及び賦形剤と配合して調製す
    る。また本剤は製造工程で、ウシの乳由来成分(カザミ
    ノ酸)を使用している。

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  25. 昨日、娘が子宮頸がんワクチンの1回目を接種した際、失神をし、初めて色々と調べました。
    初めは不妊になるということに驚き、さらに色々調べて、こちらのサイトにたどり着きました。

    不妊とは関係ないということは、わかりましたが、やはり2回目はやめておこうと思います。

    重大な副作用が起きるかもしれないという確率が0%でない限り、怖くて接種させることができません。

    公的費用で接種できるので安易に接種させましたが、これからは、効果・副作用を含め、きちんと調べてからにしなくては・・・と反省しました。
    市や学校からは、まったく説明がありませんので。

    とても参考になりました。ありがとうございました。

    返信削除
  26. 事実を知った上での判断であれば問題はないと思います.
    しかし,予防接種を受けないことによるデメリット(医療従事者に離れないなど)も忘れないで下さい.

    サーバリックスに限らず予防接種によって重篤な副反応を起こす確率は交通事故に合う確率よりはるかに低いことも付け加えておきます.

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  27. 自分の娘に発生した事実です。
    中学2年の娘が子宮頸がん予防ワクチンの1回目の摂取を受けました。学校やその他の機関で熱心に勧めるからです。 サーバリックスを使っているのかはどうかは素人ですし良くわかりません。 医者もそこまでは説明もしません。 注射をしてから1週間程度たったある日、いきなり具合が悪いと言い出しました。 次の日熱が出ました。 37~40℃です。 常備薬の風邪薬を飲みましたが直りません。2~3日すると今度は下痢になりました。 それも半端ではありません。嫌悪感で重湯ものどを通らず、1週間ぐらい続き、トイレの前で倒れる始末です。 その間、医者に2回行きましたが、ウイルス性の下痢ですねとかいって薬の処方もありません。学校からは心配して担任の先生は来るし、今日は学校祭ですが、あまりの不調に娘は休んでいます。 娘はインフルエンザでも3日もすれば治るほど健康なのですが、生まれて初めてのことなのでずいぶん心配しました。 最初は伝染病や、内臓疾患を疑い、川崎病まで疑いましたが、結局医者はウイルス性だから自然になおるといって薬をださず、説明も当てにならず、下痢は今は自然に改善し、来週は学校へ行くのでしょうけど、10日は休みましたから、高校生なら留年ものです。 このコメントにたどり着いたのは偶然同じ学校で、子宮頸がん予防ワクチン摂取をした子が、やはり原因不明の発熱と嫌悪感を訴え20日も休んでいるいう話を聞き、検索エンジンで副作用をしらべたのがきっかけです。 一番腹が立つのが、医者も含めきちんと説明しないことです。 たかが下痢だと思うかもしれませんが、脱水を起こしたり不用意に道を歩いていて倒れて自動車にはねられたりしたら、原因は宮頸がん予防ワクチンだと言って差し支えありません。 どこかで人が死んだと言う噂が出たり、不妊症になると言われても、それを否定する気分にはなりません。 個人差により少しでもリスクのあることは事前に説明をしてしかるべきです。 自分の娘のにおきた事から考えるに、宮頸がん予防ワクチンの普及活動を、誰かが誰かの利益の為にやっているとしか感じません。 2回目以降をどうするか3回までやるか悩んでいるところです。 聞けば宮頸がん予防ワクチンぼ必要性を疑うようなデーターもあるようですから。

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  28. その予防接種は恐らくサーバリックスでしょう。

    しかし『注射をしてから1週間程度たったある日、いきなり具合が悪いと言い出しました。』ということなのでサーバリックスが原因とは非常に考えにくいですね。

    医者から言われた『ウイルス性の下痢』の「ウイルス」と予防接種を結びつけたくなる気持ちはわかりますが、サーバリックスの主成分は「ウイルス様粒子といって細胞内に観察される、ウイルスに類似した構造を持つ構造体」であって通常のウイルスのように感染・増殖ということは起きません。抗体が増えるだけです。

    また、サーバリックスが原因なのであれば接種直後または接種からかなり近い時期(1~2日程度)に症状が出ると思います。恐らく医者が言ったように予防接種とは無関係な『ウイルス性の下痢』なのでしょう。

    医師も含めきちんと説明しないとこことですが、サーバリックス接種予診票 http://yy-children.jp/pdf/Cervarix.pdf というのがあり、接種対象者に対して医師が接種に対する説明をし、接種者に質問をします。これを元に接種をするかしないかの判断をします。しかも「本人(またはその保護者) 記入欄」には『医師の診察・説明を受け、予防接種の効果や副反応などについて理解しました。』と書かれています。医師がこれを怠ったのであれば非常に問題です。直ちに抗議するべきでしょう。

    「必要性を疑うようなデーター」というのが何かわかりませんが(予想はつきますが)、このブログでも紹介しているサーバリックス@ウィキなどを観てみれば真実がわかると思います。

    娘さんが今までにない程不調を訴えたことに関しては同情いたしますが、サーバリックスに対する貴方の訴えは娘さんの体調不良により感情的になりすぎ客観的に事実を観察することができないのだと思います。

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  29. 上のコメントは「あるぞう さんのコメント...」にあてた返答です。

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