櫻井よしこ氏のブログの記事「政府は外国人参政権を諦めていた」にも,まるで民主党が外国人参政権を諦めたような記述があるがそれは間違った解釈である.
ここで,自民党の山谷えり子参院議員が5月27日に提出した質問主意書に対する政府答弁書を見て頂くと一目瞭然である.
「(憲法の規定は)我が国に在留する外国人に対して,地方公共団体の長,その議会の職員等の選挙の権利を保障したものということはできない」と判示されており,政府も同様に考えているところである.
これのどこが外国人に参政権を与えることを諦めたと読めるのだろうか?あくまで,「日本国憲法上,外国人に参政権を与えることは保障していない」というだけで「外国人に参政権を与えることは違憲である」とは書いてないのである.「保障していない」という言葉は「与えてはいけない」という言葉ではない.みなさんも騙されないように.
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